【2022年1月】CISSP受験体験記②

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この記事にアクセスされた方はCISSP合格後か、またはこれから合格を目指して情報収集をされている方だとおもいます。CISSPはまちがいなくサイバーセキュリティの領域において、最も高度な資格の一つです。

それを象徴する事実として2022年現在、日本人のCISSP所有者はわずか3300名程度です。
この日本人+CISSPの希少性の高さはダントツです。資格とはそもそもそのような付加価値を提供してくれるものなので、付加価値が高い時ほど有用です。

残念ながら付加価値のない資格をがんばってとっても労力以上の成果をえられません。
その点でもCISSPは今こそ取得しておくべき価値のある資格です。

この記事にアクセスされた方はきっとCISSPを目指していると思いますので、その場合は、この勉強法をよんでもらうのが最速です。ここにあなたにとってのCISSPの難易度を確実に測定する方法も紹介しています。
>>2022年 本当は教えたくない CISSPに独学一発合格した勉強法

エンドースメントは合格後に必ず通る道なので、受験前にイメージしておくことはいいことです。この記事では、合格後のエンドースメントのながれについてお話しています。

流れやかかる日数は運営側の負荷状況によって変動するようなのであくまで参考としてください。

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必要な学習量

CISSP合格に必要な学習時間・学習量はこれまでどのようなキャリアをあゆんできたか、そのバックグラウンドがかなりのウェイトをしめています。

どの程度の業務経験があるのか。すでにどの資格を有するレベルにあるのか。これらによってCISSPを取るために必用な勉強方法や時間はおおきくかわってきます。CISSP合格のための学習は必須であることにはまちがいないが、本試験で出題されるおおくの問題が、エンジニアとしてのバックグラウンドがないかぎり導き出すのがこんなんだからです。

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バックグラウンド

一発合格勉強法にも記載していますが、わたしはもう10年以上前のことですが、複数のIT資格を取得しています。もうだいぶ前ですので今の難易度や出題傾向もわかりませんが、基本は変わらないためCISSP取得に際してもその知識は生きたとおもいます。

CISSPを取得するために必用なネットワークとセキュリティの知識は既に有していたので、その領域を追加で勉強する必要性はほとんどなかったのが正直なところです。といってもCISSPの勉強に100時間はかけているのは、やはりCISSPならでは問題があり、日本人の感覚と少し異なるところもある、というのがポイントになってきます。

これは問題を実際解いてみないと実感しづらいところです。

CISSPでは広範な範囲について、比較的深い知識を求められ、エンジニアだけのキャリアでは知る由もない法律の知識もいくつか求められます。本試験ではただ知識を問われることはないですが、CISSPのドメインを勉強するのであれば必ず法律関係の問題とも遭遇するはずです。

それだけCISSPでは広範な範囲について、比較的深い知識を求められる。法律関係の知識も必要だ。

ちなみにかなり昔にTOEICは350点をとったことがある。

つまり英語力は0に近いということだ。

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必要な勉強はバックグラウンドから逆算する

ある程度バックグラウンドがあったので、CISSPを取得するための勉強時間はおおよそ100時間程度だったかと思います。それでも仕事をしながらの100時間は相当きついですね。一発合格勉強法ではこのあたりも課題解決方法もかいています。

CISSP取得までにかかる勉強時間を測定する

CISSPを取得するための効率的な勉強方法は存在します。勉強方法は共通でも、実際に必要な勉強時間や教材については、やはりこれまでの知識と経験や、それぞれのドメインの理解度によって大きく変わってくるかと思います。

たとえばCISSPの出題傾向にはネットワークの領域も含まれているので、先にCCNAの勉強をしておくこともプラスかもしれません。ただそういった周辺の資格を取りつつ最後にCISSPとなると、数年単位かかる可能性もありますね。もし仮にそういったバックグラウンドが全くない、しかし業務経験が5年以上あるということであれば、ストレートでCISSP取得に向けていっても大丈夫です。

仮に今現状を0だと仮定した場合

このように、自身がもっているバックグラウンドから引き算をして、試験日のターゲットをある程度想像しておくことは有効な手段です。CISSPは0から勉強するとしたら、個人差を考慮して200~300時間は最低限勉強が必要な難易度にあります。しかし、ここでいう0は業務経験5年を積んだ時点を0としているので、それがないとすると相当な時間を要するのではと思います。

わたしが描いた合格までのイメージ

CISSP取得を目指した時、実際に逆算をすることで必要な勉強時間を推定していました、そこではじきだした時間はおおよそ100時間ぐらいかなというところです。この算出方法について、一発合格勉強法でもふれています。

100時間を勉強に費やすために必用な期間を1.5か月と計算し、2021年12月の1か月間と、1月中旬の試験日までの1.5か月あれば、100時間の勉強時間を確保できるスケジュールを描いた。こういったゴールまでの逆算は最初にやっておいたほうがいいです。

ただしきっちりと学習計画を作る必要はないです。おおよその目安を決めておき、問題集を解きながら、自分自身の理解度を向き合っていくことで本当に必要な勉強時間や、そもそも本当に受験すべきであるかどうかなどがわかってきます。

一発合格勉強法のステップ1から取り組んでもらうことで、無駄なコストをかけずに合格までの完ぺきなイメージを描けるようにまとめています。

試験後の感想

正直、100%初見の問題250問をただひたすら解いていく作業は相当くつうでした。
もう二度と受けたいと思いません。

だからこそ本気で独学一発合格を研究し、実現できたことはよろこばしいことでした。

半分以上の問題は、明確な正解がどれなのか本気でなやみましたし、100問程度といた時点で、これはもしかするともしかするかも、と思いました。試験後に答案がかえってくるわけではないのでその回答が正解だったのか、不正解だったのかもわかりません。

答案がかえってくれば分析できますが、本試験ではそういう振り返りは不可能ですから、その観点からも何度も受験すべきではないと思います。やはり独学一発合格を目指すしてエンジンをかけるのが最もコストパフォーマンスが高い方法になります。

そんな困難を乗り越えたからこそ、CISSPホルダーを見かけると、本気ですごいと思えます。あの試験をクリアするのに必要な知識と経験がおおよそ分かるが故に、CISSPホルダーに対しては、この人は共通言語ではなしてもいい人だなと、そういう安心感も生まれてきます。

日本人にとってのCISSPの希少性

2022年現在、日本人CISSPホルダーはまだまだ非常に少ないです。
3千人程度しかもっていないということは、もはやCISSPホルダーに遭遇すること自体が難しいレベルであり、だからこそ最高の付加価値を得られるのが今です。

そんな希少性のあるCISSPだからこそ、日本人にとって取るべき価値があります。しかしそう簡単にとれるほどやさしい試験ではないので、だからこそ希少価値が高く、得られる付加価値も大きいのです。

ただ、CISSPは正直、日本人が取るのはそう簡単ではないとおもいます。
だから今こそ、日本人はCISSPを取得する絶好のタイミングといえます。

いまこそCISSPを取得する絶好のタイミング

ITの世界において、ほぼすべてのはじまりは米国です。

CISSPはセキュリティの国際標準を網羅しており、まさに世界のスタンダードといえるセキュリティ資格です。

世界のセキュリティスタンダードを知る者=CISSPホルダーである。

そして日本人×CISSPの希少性(わずか数千人)を考えると、いまこそCISSPに挑戦する絶好のタイミングといえます。

しかしその分、普通の方法で勉強すると50~70万近いコストがかかってきます。
受験料も高額で、一度で約9万円、二回目となると18万円です。人によってはひと月まるまる、または半月ぐらいただ働きしたのと同じぐらいの価値です。

わたしは独学一発合格をかちとるためにかなり時間を勉強法をあみだすことについやしました。
その勉強法はこれからCISSPを目指す方にとっても有益になるとかんがえ、この記事にすべてをかきだしました。

受験に迷っている方もこれを読んでから判断してもおそくないです。むしろ読んでから受験する・しないを判断できるほうがコストパフォーマンスが高いので、その方法も含めて書いています。
>>2022年版 CISSP一発合格勉強法

一発合格勉強法は3万文字ほどあり、ほとんど電子書籍に近いボリュームになってしまいました。
最初からそうするつもりではなかったのですが、ほんきで独学一発合格を勝ち取るために考えつくしたエネルギーをすべて書いていったらそうなってしまいました。

勉強前に読んで得られること、勉強中に読んで得られること、合格後に読んで得られること、すべて詰まっています。かなり長くスキマ時間で読破することはむずかしいので、ブックマークして空いている時間に隅々までよんでもらえるとうれしいです。

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