この記事でCISSPの難易度について記載する。
この記事にアクセスされた方はきっとCISSPを目指しているのではないだろうか。
難易度を測定する
CISSPの難易度を考えるときに重要な要素がいくつかある。
主にこの要素が影響を与えるのではないだろうか。
- 英語力
- セキュリティ関連業界の経験値
- 既にもっている資格
難易度といっても人によって習熟度が異なるので、感じ方は人それぞれだろう。
よって自分にとっての難易度を把握するよう努めるのがベストだ。
例えば
英語力
CISSPにおいてCISSPは極めて重要な要素になる。
英語が全くダメだという人にとってCISSPの難易度は日本で最高峰の国家資格レベルに難しいと感じるはずだ。
しかし希望をすてないのでいただきたい。
わたしの英語力はTOEIC350点台だ。
相当前に何となくで受けたTOEICだが350点はもはや取るのが難しいレベルではないだろうか。
そんな私でも取得はできた。安心してほしい。
近年CISSPは日本語訳の精度向上に力を入れているようだ。
つまり英語が苦手でもCISSPは取得可能になりつつあるのだ。
セキュリティ関連業務の経験値
そもそもCISSPは5年以上の業務経験を有することが基準の一つになっている。
よって5年未満だとすると、CISSPの難易度は日本最高峰の国家資格並みに難しいと感じるだろう。
しかし5年~10年の経験があれば、実体験をとおして正しい正解にたどり着くことが可能だ。
この経験年数は難易度に捉え方に影響する要素だ。
例えばネットワーク関係の業務経験値が0の状態で、ネットワークの勉強をしても全くもって意味不明に感じるのではないだろうか。
私は学生時代にCCNAを取得したが、正直いって1ミリも意味が分からなかった。
その時先生から言われた言葉がある
最初は全く意味不明だと思うが何故かある日突然分かるようになる
つまりブレークスルーだ
ネットワークはブレークスルーを起こすまで勉強を継続せよ
それがネットワークエンジニアになるために最初に突破すべき関門である
筆者経験談より
厳密には、こんな言い方はされていない。
もっと口語表現だった。
どんな口語表現だったかは正直覚えていないが、意味としてはそのままだ。
しかしこの言葉はまさにその通りだった。
ネットワークを理解するまで半年ほどかかった気がする。
0からネットワークを理解することは、そういうことだ。
既にもっている資格
わたしはCISSPに合格する以前にいくつかの資格を取得している。
以下はその一部だ。
- ネットワークスペシャリスト
- セキュリティスペシャリスト
- CCNA
いずれもCISSP合格より5年以上前なので、今の国家資格のレベル感とは異なるかもしれないことをことわっておく。
これらの資格はCISSPを受けるにあたって総勉強時間にかなりの影響を与えた。
私の場合はCISSP合格のためにネットワークを勉強する必要もなかったし、CISSP合格のためにセキュリティを勉強する必要もなかった。
しかしこういったケースはまだ少ないかもしれない。
ほとんどの場合、基本情報技術者試験か応用か、そういったところではないだろうか。
いずれも全く知らないというレベル感だと、1から勉強する必要があるため、その勉強だけでかなりの時間を要するはずだ。
日本人にとってのCISSPの希少性
2022年現在、日本人CISSPホルダーはまだまだ非常に少ない。
3千人程度しかもっていないということは、もはやCISSPホルダーに遭遇すること自体が難しいレベルにあるといっていい。
そんな希少性のあるCISSPだからこそ、日本人にとって取るべき価値があるといえるだろう。
大勢の人が簡単に取っていく試験にそれほどの希少価値はない。
CISSPは正直、日本人が取るのはそう簡単ではない。
だから今こそ、日本人はCISSPを取得する絶好のタイミングと考えていいだろう。
いまこそCISSPを取得する絶好のタイミング
ITの世界において、ほぼすべてのはじまりは米国といっていい。
CISSPはセキュリティの国際標準を網羅しており、まさに世界のスタンダードといえるセキュリティ資格だ。
世界のセキュリティスタンダードを知る者=CISSPホルダーである。
そして日本にとってCISSPホルダーであることの希少性を考えてほしい。
今こそ日本人がCISSPホルダーを目指すべき絶好のタイミングといえるのではないか。
合格に向けて
CISSPは受験料も高額であるため一発合格を目指すべきだ。
私が一発合格した方法をこの記事で公開したので参考になればうれしい限りだ。
>>2022年版 CISSP一発合格勉強法
またCISSP取得において、事前にしっておくべきことがいくつかあるので、この記事も合わせて確認してほしい。
試験当日の体験記はこの記事にまとめた。
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