法律に違わず、公正かつ誠実に責任を持って行動する

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いわずもがな、ISC2の倫理規約の一つである。

倫理規約についてはこのブログで詳細を記載しているので参考にしてほしい。

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法律に違わず、公正かつ誠実に責任を持って行動する とは

この具体的な中身は4つある。

ISC2において、倫理規約の序文と規律には必ず従う必要があると明記されている。

その規律の一つが、「法律に違わず、公正かつ誠実に責任を持って行動する」である。

その具体的な中身について確認する。

Tell the truth; make all stakeholders aware of your actions on a timely basis.
真実を告げ、あらゆる利害関係者に自分の行動を逐次報告する。

Observe all contracts and agreements, express or implied.
明示的、暗黙的にかかわらず、すべての契約および提携の取り決め事項を順守する。

Treat all members fairly. In resolving conflicts, consider public safety and duties to principals,individuals, and the profession in that order.
すべての関係者を公平に扱う。矛盾を解決するときは、公共の安全性の検討、当事者、個々人、セキュリティ専門家に対する義務をこの順序で考慮する。

Give prudent advice; avoid raising unnecessary alarm or giving unwarranted comfort. Take care to be truthful, objective, cautious, and within your competence.
助言や忠告は慎重に行う。不必要な不安を煽ったり、軽々しく保証したりしない。自分の権限内で、慎重かつ客観的に真実を報告する。

When resolving differing laws in different jurisdictions, give preference to the laws of the jurisdiction in which you render your service.
管轄区域によって法律が異なる場合は、サービス対象である管轄の法律を優先する。

いずれも、なかなかハードルの高い規律であるが、セキュリティに関係する者にとって重要なエッセンスが含まれていると感じる。

これらはよくCISSP的な考え方と表現されることもあるもので、そのまま問題にでることはないのだが、この倫理観に従えば何が正しいのか、そういう側面を問われたときにブレない考え方の軸をもっておきたい。

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日本人にとってのCISSPの希少性

2022年現在、日本人CISSPホルダーはまだまだ非常に少ない。
3千人程度しかもっていないということは、もはやCISSPホルダーに遭遇すること自体が難しいレベルにあるといっていい。

そんな希少性のあるCISSPだからこそ、日本人にとって取るべき価値があるといえるだろう。
大勢の人が簡単に取っていく試験にそれほどの希少価値はない。
CISSPは正直、日本人が取るのはそう簡単ではない。

だから今こそ、日本人はCISSPを取得する絶好のタイミングと考えていいだろう。

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いまこそCISSPを取得する絶好のタイミング

ITの世界において、ほぼすべてのはじまりは米国といっていい。

CISSPはセキュリティの国際標準を網羅しており、まさに世界のスタンダードといえるセキュリティ資格だ。

世界のセキュリティスタンダードを知る者=CISSPホルダーである。

そして日本にとってCISSPホルダーであることの希少性を考えてほしい。
今こそ日本人がCISSPホルダーを目指すべき絶好のタイミングといえるのではないか。

合格に向けて

CISSPは受験料も高額であるため一発合格を目指すべきだ。

私が一発合格した方法をこの記事で公開したので参考になればうれしい限りだ。
>>2022年版 CISSP一発合格勉強法

またCISSP取得において、事前にしっておくべきことがいくつかあるので、この記事も合わせて確認してほしい。

試験当日の体験記はこの記事にまとめた。


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